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「Monetary Nature」を公開
[textes/notes/音楽] 2013/6/22
管弦楽を書くためには勉強と経験が絶対に必要なのだが、私は両方ともそなえていない。だからオケはあまり書かずにいつもエレクトロニクスで我慢しているのだが、今回は久々にオケに挑戦した。子どもの頃から私の最も好きなフォーマット、ピアノ協奏曲である。これまでで最も長い12分半。さすがに作るのに時間がかかった。 タイトル(「Monetary Nature = 貨幣性」)は先日書いた文章に関連している。自己...
Monetary Nature
[musique/composition/管弦楽曲] 2013/6/22
セリエルなピアノ・コンチェルト。 自己組織化する貨幣的「系」としての音列システム。その他者性/異物性の屹立は、「自我」を粉砕しうるだろうか。 2013/7/15、改訂版と楽譜公開。 スコア:http://www.signes.jp/musique/Orchestra/MonetaryNature.pdf
貨幣-系としての音楽
[textes/思考] 2013/6/5
岩井克人さんの『21世紀の資本主義論』『貨幣論』を読んでみたら、独特な存在としての貨幣論が面白かった。 貨幣という存在は、みずからの存在の根拠をみずからでつくりだしている存在である。 (岩井克人著、ちくま学芸文庫『貨幣論』P104) この視点を音楽にも反映して考え直したら面白いんじゃないか、という誘惑にかられた。 もう一つ、スチュアート・カウフマンの『自己組織化と進化の論理』は、複雑系理...
テレビドラマの消費スピード - 上戸彩主演「アテンションプリーズ」を見て
[textes/notes/雑記] 2013/5/12
映画「あずみ」(2003)「あずみ2」(2005)を見て、「刺客」としてサバイバルしてきた筈の少女がこんなに髪をきれいにセットしているなんてありえないし、時代と設定から当然出てきそうなエロもないなあ(あとで原作をちらっと見たら、やはり少しあった)、さすがにアクションはアメリカ映画みたいなキレがなくて甘いなあ。と思いながらも、上戸彩さんはなかなか可愛いな、と目を付けた。 それ以来少し(いまさら...
Scorpius for Violin Solo
[musique/composition/独奏曲(ピアノ以外)] 2013/4/15
私の体内に猛毒を持ったサソリがいる。しかしサソリは刺すべき相手がどこにいるのか分からず、戸惑っているようだ。いずれ私は彼の毒によって死ぬのだろうが、それがいつになるのか分からない。生を宙づりにしたまま、死はどこまでも遅延する。 譜面: http://www.signes.jp/musique/Chamber/Scorpius.pdf
胃潰瘍だった。
[textes/notes/雑記] 2013/4/6
以前胸痛について書いた3月3日付の記事と内容が一部重複しますが、ここにまとめて経緯を書いておきます。誰か胸痛で心臓を検査して、「何でもないからストレスのせい」とはぐらかされた人の参考になるかと。
1月末ごろから「胸痛」があり、自分は血液検査で高脂血症疑いと言われ血液がドロドロで、タバコも吸っていることから、はじめ「狭心症」の可能性を考えた。 2月に総合病院に行ったが、そこは「総合内科」がないのでとりあえず循環器科を受診。各種の心電図検査をしたが、どうもはっきりと痛みの原因を特定できなかったので、さらに1泊で検査入院し、「心臓カテーテル検査」まで受けることになった(3月下旬)。 カテ...
RINAKO、架空のラブソング
[textes/notes/音楽] 2013/4/1
やたら激しい「胸痛」が胃酸を抑制する薬のおかげでおさまったので、ヴァイオリンとピアノのための小さな曲を書いた。 RINAKO for Violin and Piano。 彼女は、先日の検査入院でお世話をしてくれた看護師さんで、とても若く、背が低く、かわいらしい様子だった。経験が浅いのか、看護師としてはちょっと不慣れな部分も見えたが、それでも一生懸命明るく、優しく振る舞うのが見ていて楽しくもあ...
RINAKO for Violin and Piano
[musique/composition/室内楽曲] 2013/4/1
病院でつかの間出会った彼女は、とても小さくて愛らしく、天使のように無言で去っていった。儚いイメージのための架空のラブソング。 楽譜: http://www.signes.jp/musique/Chamber/Rinako.pdf
沈黙
[textes/notes/雑記] 2013/3/10
もともと「プロの作曲家」になろうというつもりはない(なれるとは全く思えないし、明らかにありえない)。 自分ではそれなりに「真剣に」音楽を追究してきた面があって、だから「趣味」という言葉ではくくられたくないよ、という気概を若いうちは持ってもいたが、やはり、「趣味」である。 音感も才能も素質もないから、「音楽」は最初から自分には異質な世界であって、単にそういう「別世界」に首をつっこんでおもちゃ(...
胸の痛み
[textes/notes/雑記] 2013/3/3
フルートとピアノのための「Way to the Winter Garden」を書き終えたのは1月6日で、その後Finaleで楽譜の改訂作業をし、済ませたのは2月3日。それ以降、まったく作曲活動を行っていない。楽譜改訂を別にすればもう2ヶ月が経つ。 この怠慢というか廃業状態は、気分的なものもあるし、どうしても書きたくなるような作曲アイディアが沸いてこないということもあるが、2年前、東日本大震災の...
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