textes / notes/文学
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- [文学] 桐野夏生『日没』感想
2020/10/11
以下は、「ブクログ」に書いた桐野夏生さんの最新小説『日没』のレビューの転載である。この本は現在の日本にとって重要な意味のある文学だと思い、1時間以上もかけてレビューを書いたので、このサイトにも転記しておくことにした。
2020年9月29日第1刷。最近矢継ぎ早に読んでいる作家桐野夏生さんの最新長編小説である。しかもどうやら、「表... - [文学] ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』
2007/3/2
高校生の頃に新潮文庫で出会い、その後何度か読み返してきた愛読書『ねじの回転(1898年)』が、東京創元社の創元推理文庫で... - [文学] 谷崎潤一郎とマゾヒズム
2007/2/27
中公文庫の『潤一郎ラビリンス』集中「近代情痴集」所収の「お才と巳之介」が印象に残った。 『お艶殺し』(中公文庫)と同様... - [文学] メルヴィル『ビリー・バッド』
2007/1/21
ハーマン・メルヴィルの『ビリー・バッド』(1891)は、この作家最後の、物語としてはできあがっていはいるが原稿としては未... - [文学] 谷崎潤一郎『女人神聖』
2006/11/13
谷崎潤一郎はけっこうおもしろくて好きだ。 彼のイメージは私の中で、武田泰淳と微妙にかさなりあっている。 どちらも、作... - [文学] ブランショを読む
2006/8/18
モーリス・ブランショをまじめに読もうと思っている。 実はブランショには苦手意識があった。暗く重苦しく、「深淵」をずいぶ...