フォーレの音楽はポエジーに満ちている。そしてそれは実に複雑なエクリチュールの中から浮かび上がってくるのだ。
Faure, Gabriel (1845-1924)
昔、パスカル・ロジェ(p)がフォーレの初期作品を弾いたCDを聴いて、
「すごくきれいだな」と思った。
初期の作品は親しみやすく、ほんとに「きれい」という感じなんだけど、
後期になってくると「なんだか変だな」と感じる部分が多く、
聞き返していくとそれがフォーレならではの味わいだということに ...(全部読む)
written by nt, 2003/9/6
[textes/批評]
シマノフスキ中期の音楽は現代的でありながら、そのなかに不思議にうつくしいポエジーがかがやいている。