clefsとは
clefsは当サイトという身体にとって中枢です。
通常、人々の思考はリスト形式又はツリー形式で概念を整理する傾向があります。
たとえば、「作品」については「音楽」、「美術」、「文学」、・・・などと分類します。
しかしそうなると、表のうちの別レコードに属するセル同士の関係性が希薄になってしまいます。そこで、テーブル思考の欠陥を補うため、そうした「ジャンプする関係性」を示す必要がでてきます。
これは多くのポータルサイト(Yahoo! 等)においてすでに実践されていますが、こうした「関係性」を追求していくと、いくつかの「キーワード」にぶつかるはずです。
これが、人々の頭から離れない「引力をもった概念」であり、当サイトでいうところの「clef (クレ。英語でいうkey)」です。
当サイトのclefsは、私の頭の中の、いくつもの重心です。人生のなかで重心はどんどん動いていきますから、ある時期にはこれとこれ、別のある時期にはこれとこれが中心的な関心の対象となっていくでしょう。
そうした鍵を追いかければ、自己という言語体(大胆に言えば、自己というエクリチュール)を解読することができるに違いありません。
当サイトのclefsは、このような鍵語を探索しつつ、それに連関する各作品、テクスト、アイテムを、互いの関係性について考究しながら放射状に配置し直すことによって、自己という身体を再構築する試みなのです。