textes / 批評
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- [音楽] イーゴル・ストラヴィンスキー
2007/2/28
Stravinsky, Igor (1882-1971)
天才的な才能という言葉を喚起せずにはいられないのは、たとえばストラヴィンスキーの作品に接したときだ。 節操がないく... - [文学] ブロンテ『嵐が丘』
2006/8/24
エミリ・ブロンテの『嵐が丘 』なぞをいまさら読み返したのは、これまた再読のジョルジュ・バタイユ『文学と悪』の中でこの小説... - [websites] 垂直線に中断された街:篠有里さんの写真
2006/6/25
web上の写真家、篠有里さんの作品について、つたない言葉を寄せさせていただきます。 [2006/06/28 本文に少し... - [哲学・思想] 写真とは何か〜バルト『イメージの修辞学』
2006/6/20
姉の葬儀のために中断されていたが、最近、「写真」というものについて考えていた。 きっかけはバルトの『映像の修辞学』... - [音楽] 空虚さのエクリチュール:倖田來未と泉鏡花
2006/6/5
倖田來未試論・3
倖田來未という現象はふかい空虚さを表象している。 彼女の歌には、歌唱に関して相当の技術が見られるのに、音楽としての... - [音楽] 転身と失墜:倖田來未「恋のつぼみ」
2006/5/31
倖田來未試論・2
あいかわらず倖田來未の音楽を聴き続けているのだが、やはり、この人のCDは最初のものが一番よくて、最近のものほど出来が... - [音楽] 倖田來未もしくはチープな天使
2006/4/27
このところ、倖田來未の音楽を聴いている。 最初のベスト盤「BEST〜first things〜」(2005.9)は... - [哲学・思想] エマニュエル・レヴィナス
2004/12/10
Levinas, Emmanuel (1905-1995)
私にとって、いま最も魅惑的な哲学者の一人だ。 その魅力の大半は、「他者の他者性」の思想もさることながら、あの重厚で... - [音楽] ドビュッシーとかなしさ
2004/2/26
クロード・ドビュッシーの音楽には、「かなしさ」が欠けているのではないか。と、ふと思った。 「かなしみ」に必要なのは... - [文学] ウラジーミル・ナボコフ
2003/12/29
Nabokov, Vladimir (1899-1977)
ナボコフの文体は初期のころから、装飾的で「詩的情緒」にあふれている。 だが後期にいたり、単に詩的であることを超え、...