textes / 思考
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- 抽象的なゲームを超えて
2008/1/21
バッハのオルガン曲等のフーガから入ってきた私たちは忘れがちなことだが、西洋ポリフォニーの起源はあくまでも歌詞を持つ声楽な... - 音楽と運動―ベルクソン、バッハ、アインシュタイン
2007/6/19
音を次々と連鎖させ、異なる局面を絶えず迎えながら進んでゆく音楽とは、アンリ・ベルクソンのいう「運動」そのものである。 ... - 「表現」と主体 ― 心的リアリズムに向かって
2007/4/17
「作品を書くことは、作者の内面や美意識の表現である」 などというときの「表現」という言葉が好きになれない。 「表現す... - 「内面」の解体
2007/4/15
なぜ多くの若者は「内面」という語に惹かれるのか。 この「近代的」な用語をとかく振り回しながら、「芸術は内面の表現でなけ... - 芸術原理
2006/6/29
音楽等各種の「作品」制作に関して、私の根本的なスタンスを示すために、この文章を置きます。 この文章は、折に触れ追記され、改訂されていくことになるでしょう。 (2008.12.3全面改訂、未完結)
[2008/12/3記 未完] 終わらない芸術 芸術という言葉は、ほんとうは好きではない。 それは前時代的な... - ガジェットの記号作用
2006/6/7
私たちは、がらくたが大好きだ。 一見無用に見え無価値そうなガジェットは、その無用な機能においてうつくしく、おもしろく、... - 私の周り
2006/6/4
2007年3月、新築住宅に入居し、私の自宅環境が圧倒的に変わった。主にリビングで過ごしているので、「私の部屋」は主に、書籍やCDの倉庫であり、喫煙場所であり、作曲に打ち込むときはこもりきりになる場所である。
2007年の春、ついに新築の「マイホーム」に転居した。これにより、当然、私の生活様式も大きく変わりつつある。 引っ越し... - ポピュラーミュージックをいかに語るべきか
2006/5/27
バッハやモーツァルトが世俗の舞曲や音楽の悪ふざけを愛したように、巷間に流行する音楽を注目することは、決して非難されるべき... - clefsとは何か.
2006/5/22
仏語clef(クレ)は英語のkeyに該当し、当サイトでは「鍵語」を意味する。 つまりKeywordなのだが、この一般的... - ポーシロスチ
2004/8/14
ナボコフ「ニコライ・ゴーゴリ」(平凡社・青山太郎訳)のなかに、注目すべき概念が出てくる。 「ポーシロスチ posh...