憧憬のタンゴ - ヴァイオリン、フルート、アルトフルート、ピアノのための
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written 2023/6/1
2024年に計画している個展コンサートで演奏して頂こうと思って書いた曲の一つ。
[プログラム・ノート]
タンゴと言ってもピアソラしか聴かないのだが、そこにあるストレートな感傷性や切っ先の鋭い情熱、一種の尊さとして聳える大衆性には、いつも憧れを持っている。明瞭な感情の表出の直接さは、クラシックではチャイコフスキーやラフマニノフの特徴に通じるものもあるかもしれないと思う。
ヴァイオリンの山本泰子さんが所属するタンゴ・グループ「Cuatro Especias」のライブ演奏を動画で聴いて感銘を受け、久しぶりにタンゴを書く気になった。
人に自然と愛され、歓談の場にも馴染むような音景色は、常時孤独でひねくれた私には遠い憧憬の対象でしかないはずだが、この音楽は幾らかでもそんな素直さ・素朴さに近づけただろうか。
スコア:
http://www.signes.jp/musique/Concert2024/LongingTango/LongingTango_Score.pdf
ヴァイオリン:
http://www.signes.jp/musique/Concert2024/LongingTango/LongingTango_Violin.pdf
フルート:
http://www.signes.jp/musique/Concert2024/LongingTango/LongingTango_Flute.pdf
アルト・フルート:
http://www.signes.jp/musique/Concert2024/LongingTango/LongingTango_AltoFlute.pdf
ピアノ:
http://www.signes.jp/musique/Concert2024/LongingTango/LongingTango_Piano.pdf
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